子どもが野菜を食べないのは、、、、
その野菜が不味いからかもしれません!
って、自分たちには今となっては当たり前ですけどね。
と言うのも、子どもや多くの人にうまい!!!って言わせる野菜もあるんです。
日本のヤサイがマズイ?
野菜嫌いの子どもも、こだわって育てた野菜なら美味しいと言って食べる話を色々な方から聞くことがあります。もちろん、中には本当に食べない種類=子どもが必要としていない野菜もあります。
実は、帰国子女の方に数名聞き込みをしたところ、日本のスーパーの野菜よりも、外国のスーパーの野菜の方が美味しかったし、日本の野菜でもこだわった生産者のであれば美味しいそうです。ネット上にもそういった書き込みを見つけました。
自分も一年ほど前から自然農や無肥料の野菜を日常的に食べ始めたのですが、農協の直売所やスーパーの野菜を買ってきて、色々食べ比べもしました。やっぱり育てられ方(生産者)によって味が違うのです。
子供が食べるヤサイ
生産者のことなんて知らない我が家の子どもたちも、スーパーで買った野菜のほとんどは吐き出してしまい、食べませんが、こだわった野菜はまぁまぁ食べてくれます。まぁまぁと言うのは、子どもは本能の味覚なので、野菜よりも肉の方をよく食べます。ちなみに料理した野菜より生野菜のほうがよく食べます。
最近では野菜の味で、スーパーで買ったか、いつも買っている自然農の野菜か、有機の野菜か、ほぼ当てられるようになりました。ちなみに、スーパーで買った野菜も全てが不味いわけではなく、1~2割ぐらい美味しいときもあります。
つまり、日本のスーパーなどで一般的に手に入るほとんどの野菜が美味しくないという仮設が成り立ちます。
ヤサイがマズイ理由
日本の野菜があまり美味しくないのは、以下のような理由と思われます。
- 日本の気候や土地に合わない野菜を育てているため栽培が難しい。
- 日本は雨が多いため、雨の少ない地域が原産の野菜は日本で作ってもあまり美味しくない。(例えばトマト、キャベツ、ジャガイモ、タマネギなど)
- 日本の土地のミネラルが合わない(キャベツ・ブロッコリー・ダイコン・カブなどのホウ素欠乏)
- 品種がそもそも不味い
- 日本での品種改良は、市場性や育て易さが優先される。
- 荷痛み防止や日持ちを良くするため硬くなるよう品種改良。引き換えに美味しくなくなる。(小松菜など)
- 上記の理由や、生育が揃って同時期に出荷できるよう、F1品種が優先され、美味しかった「地域の伝統品種」が失われる。(三浦大根、練馬大根、他)
- 美味しい野菜を作る農家がいない。
- 兼業農家や補助金漬けの農家では、真剣に耕作する必要がない。
- 既存の流通ルートの農業ではお金に余裕がなく、耕作に専念したり勉強したりする余裕がない。
- 高度経済成長(代償は高い 笑)で仕事の多様化、農家の子孫は都市部に流出、少子高齢化もあって、名人の耕作技能が受け継がれない。
- 農薬や肥料の進化、品種改良で、そこそこの知識でも見た目が良いものが簡単に作れる。
- 未熟堆肥や化学肥料の間違った使い方がされている。見た目は大きく育っても、窒素過多で苦くなったり野菜の味は薄かったりする。
- 手間のかかる、苗作りや種取りと言ったことが行われない。つまり品種は行政や種苗会社任せ。
- 旬の野菜が美味しいけど、みんなが作れるので供給過多で値段が安くなるため、値段の高い旬以外の時期に生産・出荷されるようになった。
- 流通や消費者が美味しい野菜を求めていない
- 一般市場では美味しいかどうかが評価されない。自分でプロモーションや販売するには、農家は忙しいから無理。
- レシピありきで年中同じ野菜が買われる。キャベツ、ニンジン、ジャガイモ、トマトなどなど。
- 食品加工工場は、機械に都合のいい大きさや見た目で買う。
- 戦後、甘いものが高級品とされ、糖度だけで売れる用になった。
- 人工的な濃い味付けで食べられているから、野菜の味がわからない。(既製品のドレッシング、○○の素、安い調味料、マヨネーズ、みんな砂糖&化学調味料味)
つまり、今までは、消費者と生産者、流通業者、加工業者、みんな美味しい野菜に興味がなかったみたいです。
改善方法
これから、美味しくて安全安心な野菜がいっぱい買えるようになるには、生産、流通、小売、消費者、全てが変わらなくてはなりません!!
美味しい食材の溢れた時代を作るぞ~!!!
お~!
参考
日本の野菜、果物は外国に比べて美味しいのでしょうか?理由はなぜでしょうか。 – Yahoo! 知恵袋
農薬を使わない栽培の調査をしていた方のブログ
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