立春の畑の様子。楽するナスの芽出し。

畑の様子

立春を過ぎ、少しづつ春の訪れ。今年は梅が早く咲いた。河津桜ももう満開のようだ。

神奈川県でも内陸部の県央地域は、海老名市に気象台の観測所があり、寒い日は最低気温が-5度ぐらいになるみたいだ。愛川町も朝はかなり冷え込んでいる。寒い日に日陰に行くと刺すような寒さだ。

1月の下旬頃から、中国野菜の菜の花、紅菜苔が咲き始めた。一番早い菜の花だ。茎はかなり柔らかく、苦味がなく甘くて美味しい。紅い茎は加熱すると緑になるようだ。

2月2週目になって、和種のナタネや三陸つぼみ菜などの菜の花も少しずつ顔を覗かせてきた。

カラブリアのブロッコリー

秋のはじめに蒔いたブロッコリーが収穫期を迎えている。イタリアのカラブリア地方の伝統品種だが、2種類買った種のうちのどちらを蒔いたかがわからない。

すじまきの間引きなしだが、勝手にあちこち倒れたあと、好きな方向に伸びている。F1の見た目は立派なブロッコリーに比べ、頂花蕾は小ぶりで使いやすい大きさだ。ナマでかじっても非常に甘く、茹でると独特の風味がある。

9月頃に蒔いたものが、今の野菜が少なくなる時期に収穫できるらしい。来年も端境期の野菜となりそうだ。

この花なんの花?

この菜の花はなんの花かおわかりになるだろうか。

見慣れた葉が下についている。そう、チンゲンサイの菜の花だ。ケールと混植してあるチンゲンサイが、花を咲かせようとしていた。太くて食べ応えがありそうである。

タマネギの様子

これは、玉ねぎの球根(セット玉)を購入して植えたものだ。9月下旬に植えた記憶だ。12月には間に合わなかったため、3月頃の新玉ねぎになるのではないだろうか。

他の畝にある、遅く定植してみた玉ねぎは、寒さにかなりヤラれているようだが、かろうじて枯れてはいない。巻き返しに期待したい。

ナスの育苗

1月中旬に実験的に濡れたキッチンペーパーとラップで包んでおいた練習用ナスの種子が2週間で発芽していた。保温などしていないが、窓際の温かい場所においておいただけだ。練習用とは言え固定種の久留米長だ。ポットに移した。6つのポットのうち、5つはもう双葉が出ている。写真が暗すぎてよく見えない。

今度は本番。ナスはたくさんの品種を用意した。タイから輸入された緑の丸ナス(マクア・プロ?)、緑の小ナス(マクア・プゥン?)、白ナス(マクア・カーオ?)。紫のナス(マクア・ムアン?)と黄色のナス(マクア・ルアン?)。後はブラジルでジロと呼ばれている奴と思われる、ターキッシュオレンジとストライプド・トガ、厳密にはナス種ではないアフリカなす(ヒラナス)。日本勢は野口の種で購入した無肥料栽培の房なり真黒茄子、久留米長、仙台長。そして、たねの森さんのリトルフィンガー。

同じように濡れたキッチンペーパーで包んてからラップをし、今度は窓際に発泡スチロールの箱を置き、ポット苗と共にそこに入れることにした。この方が暖かくていいだろう。

育苗の土は、去年の実験では畑の土だけだとイマイチのようなので、台所からでる野菜くずを少量の米ぬかと畑の土を混ぜて、よく発酵した「菌ちゃん野菜の土」を使用する。狭いポットという既に不自然な環境では、完全な無肥料にはできないらしいというのが今のところの見解だ。

ちなみにメロンとレタスも育苗することにした。メロンはハートオブゴールドという海外の伝統品種らしいものをクロニャシーズさんから購入させていただいた。

トマトも多品種育てる予定だが、もう少し待ってから種まきする予定なので、それは次回。窓際がポット苗で埋め尽くされてしまいそうだ。


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