畑を緑豊かな空間にしようと、野菜の特徴や混植(コンパニオンプランツ)について調べていました。
野菜などの草花、果樹などの樹木たちには、それぞれ相性の合う植物があるそうです。例えば、ナス科はナス科と相性が悪く、マメ科とイネ科は相性が良いなど。栽培環境によっても違ってくるようなので、色々な説があって複雑なのですが、大まかな傾向はあるようです。
コンパニオンプランツ
個人的な情報収集の結果、代表的な野菜では、こんな感じのようです。試してないので本当のところはわかりませんが、成果があったら報告します。これ以外の植物は情報が少ないのでなんとも。細かい効果は割愛。特に良いと思われる相性を太字にしてみました。
- ナス科(ナス、トマト、ピーマン等)
相性○ マメ科(つるなしのみ?)
相性× ナス科、イネ科、ウリ科 - イネ科(とうもろこし、麦、米等)
相性○ マメ科、ウリ科
相性× ナス科 - マメ科
相性○ イネ科、ナス科、ウリ科、
相性× ネギ属 - ウリ科(うり、キュウリ、かぼちゃ、スイカ等)
相性○ マメ科(つるなしのみ?)、アブラナ科、イネ科
相性× ナス科、キク科、ウリ科 - アブラナ科(キャベツ、ブロッコリー、大根、ツケナ等)
相性○ キク科、セリ科、ウリ科
相性× ナス科?、 - セリ科(ニンジン、パセリ、三つ葉等)
相性○ アブラナ科、キク科
相性× マメ科 - キク科(レタス、春菊、ゴボウ等)
相性○ セリ科、アブラナ科
相性× ウリ科 - ネギ属(ネギ、ニラ、ニンニク等)
相性○ ほとんどの野菜
相性× マメ科 - シソ科(しそ、バジル、ミント、多くのハーブ)
相性○ ほとんどの野菜(ただしミントなどは生育旺盛で注意)
相性× 特に無し
大きなところでは、イネ科とナス科はそれぞれマメ科と混植OK。ネギ属はマメ以外OK、シソ科一年草は大体OK、セリ科=アブラナ科=キク科はお互いに仲が良い、ナス科とウリ科はそれぞれ同種でも近すぎるとNG。
やりやすい組み合わせとしては、こんな感じでしょうか。
- トマトのそばでバジルを育てる
- ナスのそばでダイズやシソを育てる
- とうもろこしを支柱につるインゲン栽培
- とうもろこしの横にキュウリ
- 支柱立て栽培キュウリの下で三つ葉を育てたり、キャベツの育苗
- キャベツとレタスを交互に植える
- ツケナをサニーレタスで囲む
- レタスとニンジンとイタリアンパセリを混植
原因として考えられているのは、必要とする栄養成分の相性、アレロパシー、共生菌、根圏、日当たりなど、いろいろな要素があるようで、連作障害が自然農の畑と慣行農法の畑では違いがあるように、環境によって違いがありそうですね。実際に試してみて、どうなるかが楽しみです。
2018/04時点の実験経過
草と野菜の共存した環境では、個別のコンパニオンプランツの相性はよくわかりませんが、植物の形状の相性は、生育に影響が大きいように感じます。
コンパニオンプランツの研究よりも、野菜の間引き収穫と草の管理を真面目にしたほうが、良いかも知れません(笑)
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