新畑概況。痩せ地肥沃化実験中。

不毛の地では育つ物と育たないものがある

草もほとんど生えない建築用土並の超痩せ地の新畑は今のところ、まともに収穫できたのは、畑の端に植えたハヤトウリ、ヘビウリ、ソルゴー、ササゲ。苗で植えたトマトやナスは少しなった。

ハヤトウリ

霜で枯れたハヤトウリと生きたパッションフルーツ

畑の端に沿ってソルゴーを植えていた

果樹はところどころ元気になりきれない感じだ。一番陽気に枝が伸びているのは、西洋グミ。来夏の期待の星だ。

西洋グミ

果樹とソルゴー

おそらく痩せた土を持ってきた上に、巨大な重機で鎮圧されているため排水性が悪いのだと思うが、やせ地に強いと言われるサツマイモや大豆もほとんど育たなかった。その仮説が正しいかどうか確かめるために溝切りをしていっているが、結果はまだまだ時間がかかりそうだ。

ソルゴーと大豆

今は育たなくても、日本では放って置けば雑草がたくさん茂って、数年以内には肥沃な大地になるのだ。数十年大地に残り続ける化学物質や畜糞が一度も撒かれていないメリットは大きい。

肥沃な大地を目指して

新しい土が無肥料栽培に適した土地になるには、微生物の住処となる腐植と、植物に使用可能な状態のミネラルが必要だと言うことは見えている。ミネラルは土があれば存在しているが、植物にはすぐには使えない形になっているそうだ。

数年放置されて開墾したメイン畑

微生物や昆虫たちが活動すれば、勝手に植物に適した土地になっていくのは、野山を見れば、自明の理。

しかし、ここは人間。頭を使って、環境を破壊しない方法で土地を素早く肥やすことができれば、それに越したことはないだろう。

ルッコラの本葉

微生物が増えるために必要なのは、住居と仕事(食事)だ。人間みたいだが、人間も獣も微生物も本質的には変わりない。

試しにダンゴムシが大量発生している場所から運んでみて1週間後に確認したら、やはり定住できていないようだ。まだ住居も食事も不十分なのだ。

庭の土壌改良結果

庭の一角はガチガチの建築用土が約2年で、草が生い茂りミミズやオサムシがいる豊かさになった。こちらは第一段階クリアだ。やったのは、最初に生ゴミ(と言っても、野菜くずや魚の骨などの新鮮なもの)を入れて、2年草をなるべく生やしておいただけ。

しかし草が生えていると気になる同居人がいるので、良くなった土をそこに増えているイチゴとともに鉢植えに移した。

イチゴ

生ゴミを入れていないし草も生やしていない場所は、2年たってもそのままだ。表面には2年前に庭全体に撒いた剪定チップが未分解で残っている。

土壌改良作戦

新畑の改良を考える。微生物の移住者に必要なのは、最初の住居と食事。まずはこちらから提供し、住んでもらうことが重要なのだ。生ゴミや刈り草、落ち葉など、タダで手に入るもんで十分だ。

そこから定住生活を送ってもらうには、住居が破壊されないことと、食事がなくならないこと。

住居は過度な耕うんや水没、薬品汚染、強い直射日光などで破壊される。

食事は草が生えていればよく、生やさないなら投入し続けなければならない。

新畑もまずは最初の住居と食事があれば肥沃な土になるための第一歩だ。そこで、子どもたちと一緒に、道端の落ち葉をまいてみた。アスファルトの上に落ちている落ち葉だ。放っておけば片付けられて焼却されるのがオチだ。持っていっても誰も文句は言わない。むしろ感謝される。

根本に落ち葉をまいた果樹

落ち葉のたくさんある場所まで約200メートルほどだが、一輪車(猫車)と子ども二人連れて往復するのは、それなりの重労働。軽トラでもアレば効率が良いが、無いから仕方ない。

来年はもう少し食べれるように、なる。はず。

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