身体のコリと精神のコリ

こんな事を言うと、トンデモだと言う方もいらっしゃると思うが、臨床の医師の中でもそういったことを言う方がいらっしゃる。量子医学なんて言う考え方に近いと思う。

病気は、精神の問題が身体の問題となって現れたに過ぎない

自分の精神をちゃんと見つめられるようになって、特に無理な努力はしていないが、以前より姿勢が良くなってきた。走ることや筋トレも楽しくなって、自然に体重も減ってきた。

特にダイエットしてやろうとか、肉体美に目覚めたとか、そういったことではない。本当に精神の問題と向き合えるようになったことが大きいと感じている。

肩こりと重荷からの解放

以前、ボクは肩こりとそこから来る頭痛に悩まされ続けていた。週に1回偏頭痛で何もできないことがあった。

このところ、肩に憑いていたものは、かなり消えてきた感じがする。肩だから、何かを背負いすぎて重荷になっていたのだと思う。その何かとは、他人の人生である。

他人の人生を背負うのをやめていくと同時に胸のつっかえが減っていき、胸が開いて、猫背だった姿勢がかなり改善した。知らない人には不思議なことかもしれないが、ボクは以前そのような話を聞いたことがあった。

肩こり体質が改善していくと、今度は腰痛になった。これは今まで悩んでいた肩こりは、腰痛を守るため、とも捉えられそうだ。

そして、それを精神の問題とすると、腰=二足歩行の要→自立したくないが故に、他人のやるべきことを奪って、共依存=肩の重荷になっていたとも考えられる。

肩より腰の問題、つまり自立の問題が根深いようだ。自分の精神と向き合ってみようと思う。

いつ頃抱えた問題なのか

股関節が固くなっていたのは、小学校中学年のときにはすでに感じていた。前屈で床を触ることができなくなった記憶だ。小学校5年ごろの体重増加が著しかったのも、その頃が最も精神的に満たされてなかったと思う。

ちょうど、友だちとのコミュニケーションがうまくいかず、傍から見ると「いじめられっこ」の状態になっていたころだ。原因は、他者との距離感がうまく掴めていなかったことだと思う。

そして、もう少し前のこと、小学校低学年ごろは、忘れ物箱から他人のものを盗ったあと、友だちに囲まれて詰め寄られた記憶を思い出した。これらの点と点が繋がった。

自立に関する問題

そこからわかるのは、他者との境界線が曖昧で、相手の領域に土足で入っていくヤツだったということ。守ってもらいたい、認めてもらいたい気持ちが強くて、実際にはそうならないことへの恐れから、ボクを守ることを他人に強要し、他人にもそうさせることを強要していたと思う。

思えば、年齢だけおとなになってから、自分が他人の犠牲になって他人が幸せになることこそ美学という考えに陥ったり、世の中の他者は全員問題を抱えており、自分はそれにつきあわされていて、それによって自分は不幸なのだと思った時期もあった。

ボクはいい人のフリをして他者に近づいていき、お互いにいい人じゃなかったと露呈してくると嫌いになることを繰り返してたように思う。マジで偽善者キモいww

闇の根源に触れる

精神の闇の根源はどこにあったのだろうか。

昨日ふと、「ふれあい」のニーズと言う言葉が降りてきて、ボクはそれについて考えた。

最近、ボクの中に息づいているのは子どもの頃の両親との記憶だ。5歳ぐらいだろうか。きっかけがあって幼少期のころに満たされなかった気持ちを思い出した。

「寝る時に隣で手を握って欲しい」

「お母さんに抱きしめてほしい、もっとお話を聴いてほしい」

お父さんやお母さんと寝るときに、ボクがしたかったことは、手をつなぐことだったと思い出した。それだけではないと思うが、そのような体験を繰り返して、自分の心を満たせなかったのが、他者との「ふれあい」を強く求める自分を形作っていたように思う。

心が満たされない精神年齢3歳のまま、肉体年齢が7歳のときに妹が生まれ、それが加速したのだと思う。周囲からは「良いお兄さん」であることを強く求められ、自分の心を置き去りにして、求められるがままに「良いお兄さん」を演じてきた。

よーするに、可愛いカワイイかわいい妹を可愛がる(≒妹の人生を生きる)ことで、偽りの自分を保ち、周りの大人達の様々な不当な要求にも耐えてきた。やりたくないことばかりやってきて、本当に苦痛だった。

思えば、以前までのぽちゃことの依存関係も、「ふれあい」のニーズがあったことが強く関係していたと思う。身体と心の「ふれあい」の為なら他の苦痛を受け入れ、彼女にも受け入れてもらおうとしていた。

これからはもう大丈夫

「世界は愛に溢れてるし、もう自立できるよ、どこで、だれと、いつだって仲間になれる」

今、心からそう思っている。

自分のニーズに触れられると、人は元気になるなぁってこと。日々実感している。


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