これを自然農法というのかもしれないけど

自然農法とか言ってると、なんだか勘違いされていそうですが、うちの畑の目標は

「全力で楽して究極に旨い野菜を作る」

ことです。ここ数年かけて、プランター菜園や一坪家庭菜園をやってみたり、耕作放棄地を転換したりして、体力を使わずに全力で観察(笑)を続けた結果、大体考えがまとまってきました。今後はこのような感じで畑を見守ることになりそうです。

不耕起、無防除、無施肥、無潅水、無剪定、無支柱、草生、混作、自家採種、在来種保護、有機物循環

並べると、なんだかお経みたいです。ですが、これは宗教ではありません。究極に美味しさを追求した結果、必要とされる条件です。

身体を使うより頭を使え♪情報と知恵をつかってあの手この手で楽をするよ♪汗流すだけでは野菜はおいしくならない♪

これをひとことで言うと、「栽培」はしません。になります♪

具体的かつ簡単に言うと、種を撒いて、勝手に育った中から、食べられるものを収穫して食べます。目指すところは野菜の野生化?野草化?巷の自然農法よりもさらに「再生中の原野」に近い状態。おそらく協生農法に近いと思いますが、人間が決めた農法に則るわけではありません。支柱もネットも剪定も、無ければ無いでなんとかなる。食用植物と人間の共存繁栄のために、自然の理にかなった最低限の作業をします。

思想化ではないので自然に寄り添うとか抽象的なことは言いません♪

無駄に耕すことはしません。

自然で土が移動することはほとんど無く、土砂災害に等しいのです。そして、微生物は深さによって住み分けています。天地返しや深耕は、土壌中の生態系の破壊に繋がるため、最初に作った畝は、ずっとそのままで使い続けます。初期の畝作りは、生きた草の除去と、盛り土で排水対策をする程度です。

機械は高いし人力で毎回耕すとかありえない

日常的な水やりはしません。

草が生えている限り、土は数センチ掘れば湿っています。播種後も植え替え後も、基本的には土壌の水分と雨にお任せです。

水は重いし時間と体力の無駄

雑草というものはうちの畑にはありません。

あれは草です。そして、名前と特徴がわかるまでは基本的に放置します。そして、定期的に侵略的外来種の駆除ぐらいはします。また、葉は土壌の微生物を太陽光線や温度変化から守り、根は微生物の餌の補給や土壌構造の発達を促します。

除草とか手間すぎてやる気ないし、草がない畑は泥だらけになる。

害虫というものはうちの畑にはいません。

あれは単なる虫です。害かどうかなんて、自然が決めたことではなく、人間が勝手に言っているだけ。むしろすべての虫が自然循環の中で、野菜を美味しくしているのではないかと思うようになりました。食べ尽くしてしまうようなら、作物か環境が何かおかしい。葉の上に居ても、無視するか野鳥の餌になってもらいます。雑食の鳥は豆より虫を好むはずです。

虫は人間の食料にもなる

病気というのはうちの畑にはありません。

ウイルスや糸状菌の仲間が、死にかけた植物を土に還る手助けをしているだけです。人間も植物も、免疫力が正常に働いていれば、ビョーキなどにはならないのでーす。

死にかけた野菜は不味い。軟腐病になりかけのキャベツ食ってみw

間引きということはうちの畑では行いません。

混みあったら収穫です。果菜などで本体が食べられない作物もありますが、放っておけば虫などの自然が間引きしてくれます。もしくは他の場所に植え替えをすることで、その作物に生きるチャンスを与えます。

食べられるものを処分するとかもったいない

混植、連作、採種します。

植物は、毎年同じような場所に、他の植物と共に生え続けます。種を飛ばしても、その場に落ちれば、そこで育つしかありません。連作障害は複合要因による野菜の現代病ではないでしょうか。作物を全部収穫してしまうこともせず、一部は花を咲かせて種を残すようにします。

最初にたくさんの種を買えば、後はあまり買う必要がなくなる。

在来種の野菜を育てます。

作物や品種の選定は、美味しいことと日本の気候に適していることが一番大事です。今は余り商用栽培されていないような在来種の野菜に、外見は少し悪くても、味がめちゃくちゃ良いような品種がゴロゴロあります。しかも、放っとけば育つ。ので、美味しい品種は、種を守っていきます。だって美味しいから。栽培が難しいと言ってるのは、外見や生育の揃いが値段を決める市場かつ、多肥栽培で病気になりやすいからじゃあございませんでしょうか。

固定種でも不味ければ草扱いしちゃうよ。

収穫物以外の有機物の持ち出しはしません。

土の微生物は私達と同じで常に食べ物が必要です。刈った草や枯れた作物は、基本的にはその場の土の上に置くか、軽く土をかぶせる程度にします。また、ヘタや皮などの非食用部位は、可能な限り土に還します。

よく家族に燃えるゴミに捨てられてしまうけど

不自然な物質を持込みません。

種、苗、以外のものを、外部から畑に持込みません。肥料や大量の堆肥は、特に必要無いので使いませんし、それを使うとどんな結果になるかというのは、育てて食べてみるとわかります。虫も病気も気にしないで良い程度なので、防除自体が不要で農薬も不要。

GM飼料や安全性云々以前に、大量のう●こや石油で育てた野菜とか食べたくないでしょ?

なんだか、「楽をするために生まれた考え」であるというところは福岡式の自然農法にも似てますが、多収で旨いことも重要で、一応は自分で情報収集し、体験したことから構築した考えです。ある意味、自然な考えから生まれた農業の方法で、自然農法(笑)

継続性や安定性は今後試していって技術を洗練していき、そのうち、「楽ウマ農法」(仮称)として教科書に出ますので、覚えておくように!

「そんなの甘い考えだ!」と思う方は、ぜひとも、うちの甘~い野菜を食べてみてください。間もなく秋冬野菜からは少し出荷ができそうです♪

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