ぽちゃねこの家造り~木の家を選んだ理由④~

木の家編、コレで最後です。

今の世の中で単純に家を建てると困ったことがあるように、単純に木材を家に使うと、困ったことが色々と出てきます。まずは、材木業界の流通ルートについて勉強をしましょう。

木材流通

一般的な国産の木材は、山で育った木を、森林組合等が伐採し、丸太(原木)の状態にして、原木市場で販売します。そして、原木市場から製材工場が丸太を購入し、柱や板などを生産します。そうして製材工場で生産された、柱や板などを、問屋さんや材木店などが流通し、最終的には工務店が購入して、木造住宅を建築します。

簡単にすると、山→市場→流通→住宅という流れです。遠回りのような気がしませんか?

まず、ここで発生する事として、お客さんの家を建てるまでに、色々なヒトの給料が中間マージンとして、最終的な材木の値段に入っています。自然に育ったほとんどタダのような木も、流通の過程で、それなりの値段になります。消費者としては、あまり嬉しい話ではありません。

木材の場合は単純に横流しされるわけではなく、市場や流通には、まとめたり、選別したり、加工したりする機能があるため、ある意味では無くてはならない存在だったりもしました。

そして、流通にはまとまった単位の「ロット」が必要なため、複数の山の原木が1つのロットにまとめられることがよくあるそうです。私達が家を建てる時には、どこの山で育ったか、誰が伐採したのか、到底わかりませんし、柱ごとに違うということも起こりえます。

そんな複雑な流通経路が品質のばらつきを発生し、無垢材が住宅業者に嫌われて、多くの家で集成材が使われている理由のようです。集成材は品質が安定し、合理化された現代の住宅業界には嬉しいそうですが、接着剤が空気中に有害物質をまき散らす懸念や、長期的に見た耐久性の懸念があるため、住む人にとってはあまり良いことではありません。

そこで、現代では、家を建てる地域の地域材を使って家を建てることを売りにした企業や、伐採からプレカットまでを一貫して手がける企業などが出てきました。食べるものはどこの産地か木にするのだから、大事な家も、どこの産地の木かわかるほうが、嬉しい事だし、かけなくてもいい中間マージンを払わずに済むため、お財布にとっても嬉しい事ですね。

ぽちゃねこの家は、山長商店さんの紀州材を使って建てます。

次回は、山長商店さんについて

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