10月の種まき

さて、根菜葉野菜種まき10月までぐらいです。心残りの無いよう、ふんだんバラッバラ撒きます。

今度は節分の巻き寿司用に三つ葉(白茎を撒こうと思います。来年は干瓢用にユウガオでも作ってみましょうかね。三つ葉のタネ袋を眺めていたら、ふと思い立って種屋へ行き、チャービル、スープセロリ、パクチー、ディル、フェンネル、パセリ(瀬戸パラマウント)、イタリアンパセリを入手しました。全部セリ科アブラナ科と一緒に撒いてみて、セリ科コンパニオンプランツとしての実力を見せてもらいたいところです。

美味しい重要菜花も食べたいと思い、和種ナタネを入手。これはアブラナ科アブラナ属の中でもカブ(B. rapa)の仲間のようですね。同じくカブの仲間の紅菜苔もやりたいと思ったのですが、行きつけのサカタのタネ・ガーデンセンターでは売り切れてしまったようですので国華園さんに注文しました。和種をやるなら西洋種も、と思いセイヨウアブラナB. napus)に属するものをやりたいと思い、調べました。のらぼう菜(中生)、宮内菜(晩生)、三陸つまみ菜(早生)、あでやかつまみ菜(中生・プルームレス)、春立ち(極早生)、菜々みどり(中晩生)などの品種があるそうで、のらぼう菜は近くのたむそん自然農園田村さんがやっているため、春立ち宮内菜を購入。おっと、春立ちは交配後に固定された品種登録品種(育成者権は消滅済み)のよう。三陸つぼみ菜も投入し、様子を見ることにしました。

他には日本ホウレンソウと見せかけて交雑種疑いの山形あかねほうれん草と中国野菜の江都青長だいこんルッコラ(オデッセイ)和種フダンソウ中葉春菊などやってみる予定。

きっと来るであろう11月にかけてはエンドウソラマメを撒きます。エンドウそら豆は、種子消毒が無いものが少ないようなので、まずは食べてみたい品種を優先、無農薬種子は次作からです。

ところで一口にエンドウと言っても、絹さやスナップグリーンピースがあるんですね。いっぱいあって困っちゃう。え~ん、どうしよう。そら、まめに聞いてみりゃいい。付いている消毒薬はなるべく水に流すことにします。こういうときこそEM菌ちゃんのを借りるかも?エンドウは兵庫絹莢、つるなしスナップ、紫エンドウ、緑ウスイ豌豆を試してみることにします。

初挑戦で期待のソラマメは、基本の陵西一寸と小粒の早生そらまめ、赤系の初姫蚕豆を試してみます。

さてさて、楽ウマ農法では、草対策と初期生育と土壌構造維持が同時にできるよう野菜を密植し、さらに病虫害対策には多品目がよいという考えで、ついでに自家採種で低コストかつ美味しいため固定種を推奨します。

いつでも育てられて便利な品種には、リーフレタス類、ツケナ(青菜)類、二十日大根、春菊、カブ、青ネギ、ミニにんじん、フダンソウ、カラシナ(高菜)類などが入手しやすいですね。ならほうれん草ならシソも使えます。このあたりは大袋で買ってしまっても良いと思う今日このごろ。二十日大根やベビーリーフは毎週のように撒いています。

さらなる低コスト化のため、ズボラ自家採種の方法を考えています。交雑の心配の少ないナストマトなどは多品種植えてもほぼ大丈夫らしいのですが、アブラナ属の特にカブ(B. rapa)の変種は交雑しまくるので、どうするのが良いかは検討中です。ちなみにパクチーディルフェンネルも交雑するとのウワサです。ひとまずの方針は、採種は1農地1時期1品目1品種にし、少々交雑しても気にしない自家固定種(?)を目指します。

 


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