観察メモ 草にも負けない野菜

梅雨明け宣言待ちの関東。先週からセミが鳴き始めてます。セミって海老の味がするらしいっすね♪♪♪この数日から抜け殻も畑に一杯あります。

それでは、畑の観察記録です。

最も繁栄している野菜はかぼちゃ。つるが伸びまくって、全体的にカボチャマルチといった感じになっている。何かわからずにたくさん植えた種が、金糸うりだったために、金糸うりは売るほど出来ている。サトイモの畝とトウモロコシの畝が、カボチャの蔓で一体化した塊になっていて立ち入り不可。畝の道の草を刈ろうにもカボチャだらけで、カボチャの一角は放任。これを、道草食う暇もない、と言う。生ごみ堆肥から生えた栗かぼちゃを1個収穫。

明らかに草を抑えて反映しているのはトウモロコシ。密植が功を成したようだ。今あるのは甲州、白もち、黒もち、この3種は赤ひげになる品種のようで、遠目だと茶色なのか赤なのか見えにくいように思う。もうそろそろ収穫を迎えるはずのため時々剥いて味見しているが、まだ白くて若い実がほとんど。かじっても青臭い。ひげがどのぐらい茶色になったらいいのかを確認中。

トマトの森は安定してきた。花もちらほら、おそらく実が付いているようだが、繁って簡単には中に入れず、遠目にはあまり見えない。トマトの無支柱放任栽培(ソバージュ栽培)の課題は、トマトには地這いで良くても、密植しすぎると収穫が難しいことのようだ。収穫時期になったら、ズケズケと入って行って、適当に収穫すればよいだろう。苗で植えたものも、3メートルほど広がっている。こちらも収穫は困難を極める。

サトイモは下草が多くても独特な形状の葉が目立つから、そのまま放任にしてある。背も草より高く問題無さそう。生育はまばらのようだが、なんとか収穫はできるであろう。

キャベツはついに暑すぎて枯れたようだ。玉の下半分が茶色くドロドロに溶けており、農学的には軟腐病というようだ。夏キャベツは無理と菌ちゃん先生も言っていた。7月上旬に味見したキャベツからした腐敗臭は、軟腐病の独特な匂いだったことがわかった。他のアブラナ科の畝はカボチャに覆われて、見に行けないが、菜の花が咲いている。

オクラがとれるようになってきた。マトモなのは4株ほど。密植混植のため、ゆっくり伸びており、採り遅れて固くなる心配があまりないのがよい。今は週に5~10本ほど採れる。苗で植えたオクラは、自然に間引きされて1本立ちになっていた。苗で植えたオクラは丸オクラだけになっていた。植え付けに失敗したか、何らかの原因で枯れたか、他の草に間違えられて刈られたか。

苗作りからしたナスは、やっと市販苗サイズになっている。品種はどれなのかわからないが、なんとか秋ナスにはなりそうだ。購入苗のナスは順調に収穫できている。寝かせ植えの無剪定で無支柱だが、今のところは大きな問題はない。通常の栽培で支柱が必要な理由の一つは周りに草がなさすぎるからだと思う。今回収穫した実には、虫がカジッた穴があった。そこには堆肥や肥料は一切入れていないが、流石に日当たりが悪すぎるか?近くのデカイ草を刈ったので経過観察。

そろそろ林になってきたので、約1ヶ月ぶりに刈払機で刈った。前回以上にオオブタクサが伸びており、大きいところは高さ3メートル程度。定期的に刈っていれば、表土に大量の有機物が補給出来て、秋以降の野菜に良いだろう。とは言え、特に畑の奥の方の繁栄が凄すぎて使い物にならないので、秋作の準備で透明マルチでもしておこうかと思う。シロザも巨大化して、中風予防の杖どころか園芸用支柱に使えそうだ。茎はオオブタクサ以上に硬く、刈払機の刃が止まるほどの木質。一株でも日当たりを大きく奪うようなので大部分は刈っておいた。来年は小さいうちに収穫して食そうかと思う。


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