コンパニオンプランツを成功させるには

前回、うちの畑はコンパニオンプランツ以前の問題だと書きました。

しかし、新しく借りた畑は草が生えていないので、コンパニオンプランツを考えていくことにしました。

コンパニオンプランツ、つまり、共生することで何がいいのか?考えてみます。

実は日当たりが良すぎてもだめ?

従来の常識では、栄養や日照を横取りするから、作物は十分に株間をあけ、草は全て取り、木の下も草を生やさないというふうになっています。

しかし、協生農法の実践者によると、果樹の下で育った作物は大きくなるそうです。別の試みでは、ソーラーパネルの下で野菜を作ることもできるそうです。

共通点は、1日中強い光に当たらないこと。実は、光合成には飽和点があり、夏の強い日射でもガンガン光合成できる作物は、一部に限られているそうです。

特殊なC4型光合成ができるイネ科などは、日当たりの良いところで良いみたいですが、ほとんどの作物は、真夏の太陽光のすべてを使いきれません。実は真昼は休んで、朝と夕方に頑張ってます。

つまり、草や木がある程度あったり、密植してしまうほうが、太陽光を有効利用でき、圃場全体では光合成が効率的にできると考えられます。

栄養の取り合いは起こらない?

とある自然農の実践者の見解では、日当たりと風通しだけ良くしておけば、草の中でも野菜は大きくなり、栄養が取られているようには見えないとのこと。むしろ植物は近くの植物と根で物質のやり取り取りをしているように見えるそうです。

そういえば、マメ科は窒素固定できる上につる性。大豆も原種と考えられているのはつる性の小さな豆。エンドウもインゲンも元はつる性。なんだか、つるで引っ掛けさせてもらう代わりに、窒素をあげているようにも見えます。

本当のところは、豆に聞いてみないとわかりませんが、面白いアイデアです。

単一種に偏らないことで病害虫が分散する?

自然の野山では、同じ植物だけが繁栄している場所と言うのは稀です。人為の介入がなければ群落を作る植物も一定以上の大きさにはならず、同じ場所に色々な植物が、季節ごとに移りゆくのが自然です。

「人為的に1つの植物だけにした畑」と「自然の野山」の違いは明白です。特定の植物を食べる虫や菌が大発生したり、栄養が偏ったり。色々な問題が起きて当然です。

総合して考えると、コンパニオンプランツと言うのは自然の野山の環境に少しだけ近づくということなのかもしれません。

それを考えると、コンパニオンプランツの相性を考える上で最も大事なのは「トマトとバジル」のような「この組み合わせ!」という教科書的なことではなく、地下部も含めた作物の形、日陰や暑さ寒さの耐性、植える距離、植えるタイミング、病害虫のパターンなどを鑑みて、立体的に物事を考えることのようにも思います。

すると、世の中にコンパニオンプランツの組み合わせが無数にあって、その中に反対の組み合わせもある矛盾にも説明がつきます。

同じ組み合わせでも、土壌や植え方によって左右されてしまいます。なので、コンパニオンプランツを成功させるには、まずは作物の大きさや成長スピードを覚えることが大事そうです。

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