桜の開花までに畝の準備

梅が咲き、早咲きの桜も咲き、もう春ですね。平年ならあと1ヶ月でソメイヨシノの開花です。

桜の開花と言うのは、農作業をする上で、よく目安として使われます。なぜなら、桜が咲くと言うことは、強い霜の心配がなくなり、温かい季節を迎えると言うこと。寒さに弱い植物が育てられるようになります。

そのため、日本の各地に、種まき桜や田植え桜と呼ばれている桜の木があるそうです。植物にとって、霜とは、冷たい北風や雪と並ぶ、冬を越えるための試練のようなものだと思います。11月ごろまでギリギリ生きている夏の作物は、北風に耐えてきても、強い霜が降りれば枯れてしまったりします。

おおよそ桜が開花したころにするのは、小松菜や水菜などの菜っ葉、ネギの種まき、じゃがいもの植え付け、きゅうりやカボチャ、オクラの種まき(苗作り)などです。

ちなみにナスやトマトなどは、この時期には既にビニールハウスなどの温かい場所で、苗作りをしているのが一般的です。初夏用のキャベツやカリフラワー、レタスなども、既に種まきが終わっている手はずです。

新しく種を蒔くには、当然、場所が必要になりますので、春まき野菜のための畝を作ります。

その前に、中古の農機屋さん(相模原の相栄商会さん)で、お古のミニ耕運機を入手。これで、草のすき込みや耕起といった、今まで人力だった重労働からは開放されます♪

畝作りは、収穫の終わって、残った一部から花が咲いたりしている、カブや大根などの畝を、まだ収穫できるものはとって、できるだけ鎌や鉈で刻み、耕うんをかけて、すき込みました。今春は不耕起と耕起で比較します。

ほとんど廃棄で残渣の多い赤大根の畝は、ビニールをかけておいて太陽熱処理することにしました。

※大小混在の時無し大根20kgほど持て余してます。欲しい方はご注文を♪笑

そして、畝の整理として、長さ約10メートルの畝にしていたのを、品種管理の簡易化と便利な道づくりのため、半分に分割することにしました。

新たに道を作っていると、昨夏に透明ビニールで太陽熱処理した畝の下は、顕著に柔らかくなっていました。ただし、雑にやったため、草は完全には消えなかったようです。ニンジンやリーキ苗を育てていましたが、ニンジンのエリアは、ニンジン以外はほとんど生えていませんでしたが、リーキ苗の部分は、カラスノエンドウが生えていました。

草取りをしなくてもニンジンが育ったのは、なかなか楽です。

とまあ、今週はそんな感じで畝を作りました。


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